前橋市の産婦人科、不妊症治療ならいまいウイメンズクリニック|新たな不妊治療「最新の不妊検査・治療を導入」

群馬県前橋市東片貝町875

027-221-1000

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新たな不妊治療「最新の不妊検査・治療を導入」

最新の検査を導入

不妊治療は日々進化しています。このため当院では最新の不妊検査を導入し、常に患者様の治療に少しでもお役に立てるよう努めております。
※新たな不妊治療に関してはホームページおよび当院ブログにてお知らせしておりますのでご覧下さい。

慢性子宮内膜炎検査について

慢性子宮内膜炎とは

反復着床障害(体外受精であれば良好胚を3周期以上移植しても妊娠が成立していない状態)の原因のひとつとして慢性子宮内膜炎があります。

慢性子宮内膜炎の原因として流産手術、クラミジア感染、分娩後の胎盤遺残、子宮内膜ポリープや粘膜下筋腫などがあるとされます。しかしこれらの原因にあてはまらない場合も発症されるとされ、かつ自覚症状に乏しいため患者様ご自身では気付いていない例も多いとされます。

検査方法

慢性子宮内膜炎の検査方法として①子宮鏡検査 ②子宮内膜組織検査の2つがあります。

①子宮鏡検査

子宮鏡検査とは子宮内をファイバーなどで観察する方法ですが、慢性子宮内膜炎があると、子宮内膜がイチゴの外表様に発赤する(strawbery aspect)、直径1~2mmの小型の内膜ポリープ(マイクロポリープ)(図1)といった所見がこの検査で観察されます。

子宮鏡検査を外来で行い、検査施行後画像を説明させていただき帰宅となります。

②子宮内膜検査
子宮内膜検査
<図1>

子宮内膜を採取して子宮内膜を採取してその組織を検査する方法です。子宮内膜の組織内に形質細胞という塞翁を複数認めると慢性子宮内膜炎と診断されるため、形質細胞にあるCD138 という物質を特定する方法(免疫染色)を行うことで検査します。

外来にて子宮内膜を採取します。検査時期は月経終了後~排卵日前後で行います。

料金(税別、追加検査・処方などがある場合この費用と異なる場合があります。)

①子宮鏡検査・・・術前検査:約4,000円、検査当日:約3,000円

②慢性子宮内膜炎検査・・・12,000円

治療方法

慢性子宮内膜炎を認めた場合には抗生剤を2週間内服していただきます。初回の抗生剤での治癒率は80%程度とされますが、改善しない場合には追加の抗生剤治療が必要になります。

ERA®(子宮内膜着床能検査)について

ERA®とは

反復着床障害(体外受精において良好な受精卵(胚)を複数回移植しても妊娠が成立しない)があるとき、その原因が「着床ウインドウ(着床の窓)のずれ」である場合があります。

子宮内膜が胚の着床を受け入れる期間は月経周期の中で限られており、この期間のことを「着床ウインドウ(着床の窓)」といいます。この「ウインドウ」が開いている期間に胚が移植されると着床が起こりやすく、逆に開いていない期間に胚移植しても妊娠は成立せずこのようなケースのことを「着床ウインドウがずれている」といいます。

ERA®(子宮内膜着床能検査)とは、この子宮内膜の着床ウインドウを個別化して調べて、着床しやすい移植のタイミングを決める検査のことです。現時点で着床ウインドウについて検査出来る唯一の方法となります。

ERA®検査を実施して個別化した胚移植をした場合、妊娠率が約25%上昇したという報告(Igenomix社発表)や、ERA®を行った凍結融解胚移植88症例で胚移植を個別化しておこなった場合には着床率(73.7 vs. 54.2%)および 臨床的妊娠率 (63.2 vs. 41.7%)がいずれも高率であったという報告があります 1)

1)Tan J et al. The role of ERA in patients who have failed euploid embryo transfers. J Assist Reprod Genet. 2018 Apr;35(4):683-692.より

検査方法

ERA®はホルモン補充周期で体内の黄体ホルモン(プロゲステロン)が上昇した後に子宮内膜を採取するという検査方法になります。

具体的には以下がその方法です。
1)エストロゲン(エストラーナやプレマリンなど)の投与を開始する。
2)子宮内膜が7mm以上になったことを確認後、プロゲステロン(ルテウム、ワンクリノン、ルティナス、ウトロゲスタンなど)の投与を開始する。
3)5日間(約120時間)プロゲステロン投与を行った後、プロゲステロン投与5日後に子宮内膜を採取する。(例:水曜日にプロゲステロン投与開始→翌週の月曜日に子宮内膜採取)

検査結果およびその後の治療

検査結していただくと①Receptive(受容期)、②Pre-Receptive(受容期前)か③Non Receptive(非受容期)のいずれかが判明します。

この結果に応じて次回の移植スケジュール再検討します。③の場合には再検査が必要になります。

検査当日費用(税別、検査当日検体採取料・検体郵送料込み)

初回:100,000円

再検査:70,000円、再々検査:20,000円

高度精子精液機能検査(DFI・ORP検査)について

高度精子精液機能検査(DFI・ORP検査)とは

一般精液検査では精子機能を十分に反映できていない可能性があります。例えば通常の精液検査で異常がない方でも、精子DNAの損傷や酸化ストレスを受けている場合には受精率や妊娠率が低くなったり、流産率が高くなったりすることが報告されています。

このため精子DNAの損傷の割合(DFI検査)や、酸化ストレス度(ORP検査)を測定することによって男性側の隠れたリスク因子を特定できる可能性があります。

検査をお勧めできる方

検査をお勧めできる方
※クリックで拡大
  • 体外受精を繰り返しても妊娠に至らない方
  • 3日齢以降の胚発育が不良で胚盤胞に到達しない方
  • 流産を繰り返してしまうカップルの男性
  • 精液検査の結果が不良でその原因が見当たらない男性

結果による治療方針

DNA損傷や酸化ストレスの割合が高い場合には、「生活習慣改善の必要性」、「抗酸化サプリメントの服用」、「精索静脈瘤手術の必要性」、「体外受精へのステップアップの必要性」などの検討や、治療方針の見直しが可能になります。

検査方法

通常の精液検査と同様で採取した精液を提出していただきます。(要予約) ※当院でお渡しした専用の検査容器を使用していただき、採取より2時間以内での提出をお願いしております。

費用

DFI検査:10,000円

DFI+ORP検査:14,000円